子どもの登山リュックは何キロまで 子ども用の小さな登山ザックと重さを量るはかり 体重別のザック重量の目安を理学療法士が解説 ヤマカルテ

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登山用品店で子ども用のザックを選ぶとき、「この子にどれくらい持たせていいんだろう」と手が止まったことはありませんか。よく聞くのは「体重の10%まで」という数字です。私も以前は、その数字をそのまま使っていました。

理学療法士(PT・リハビリの専門職)として研究を読み直したところ、この数字は思っていたものと違いました。10%は「これを超えると痛くなる線」ではありません。かばんの重さと腰痛の関係は、7万人規模の研究を集めても見つかっていないのです。

では気にしなくていいのかというと、逆でした。実験室で子どもに背負わせると、10%を超えたあたりから呼吸・姿勢・筋肉に確実な変化が出ます。10%は、子どもの体に過剰な負担がかからずに済む線だったのです。

この記事では、その数字の出どころから、登山でどう削るか、体重別の具体的なグラム数までを整理します。読み終えるころには、出発前の朝に子どものザックを持ち上げて、「これでいこう」と自分で決められるようになるはずです。

結論:体重の10%を目安に、登山ではさらに削る

先に答えを書きます。子どもに背負わせる重さは体重の10%が出発点です。ただし通学のかばんと登山では前提が違うので、山ではここから削ります。

  • 行動時間が長い日は、10%より軽いところから試す。根拠にできる実験はどれも20分間の歩行で、数時間歩く登山の適正量は調べられていません
  • 下りが長い山ではさらに軽くする。同じ重さでも、下りで足にかかる衝撃は登りの約1.9倍になります
  • 水と防寒着は親が持つ。子どもの荷物は「自分の係」として軽い物を担当させる形にします

子どもから引き取った分は、そのまま親のザックに乗ります。親側の容量をどう見積もるかは登山ザックの選び方を参考にしてください。

この3つを守れば、細かいグラム計算に神経を使う必要はありません。以下では、なぜこうなるのかを順に見ていきます。

子どもの登山リュックは体重の10%が出発点 行動時間が長い日は軽く・下りが長い山はさらに軽く・水と防寒着は親が持つの3原則を理学療法士が図解 ヤマカルテ

「体重の10%」はどこから来た数字なのか

体重の10%という数字に、確固たる出どころはありません。

子どものかばんの重さについては、長年たくさんの研究が行われてきました。それらを見渡したレビューによると、推奨されている上限は文献によって体重の5%から20%までばらついています[1]。5%と20%では4倍の開きがあり、体重25kgの子なら1.25kgと5kgの違いになります。同じレビューは、かばんの重さと腰背部痛を結びつける証拠は決着していないとしたうえで、単一の上限値を示すより、一般的な指針を示すほうが適切だと結論しています。

この上限そのものを検証したレビューも、根拠となる研究の質がそろっていないことを問題にしています[15]。つまり10%は、たくさんある候補のなかから広まった一つの数字であって、実験で「ここが境目だ」と特定されたものではありませんでした。

子どものかばんの重さの推奨上限は文献によって体重の5%から20%までばらついていることを示した図解 ヤマカルテ

重さと腰痛の関係は、実は見つかっていない

さらに踏み込むと、かばんの重さがのちの腰痛を招くという証拠そのものが、大規模な検証では出てきません。

69の研究・のべ72,627人を集めたレビューがあります[2]。このレビューは、ある時点の状態を見るだけの調査より、同じ子を追いかけた前向き研究を重く扱いました。その前向き研究5件から出た答えは、かばんの重さ・デザイン・背負い方のどれも、その後に腰背部痛を発症するリスクを上げていないというものでした。

別のグループは、9〜16歳の9,188人分の個人データにまで下りてメタ解析をしています[3]。ここでも、体重の10%を超えるかばんと腰痛の間に関連は見つかりませんでした。年齢でも性別でも運動習慣でも、結果は変わっていません。

英国で1,046人の子を1年間追った研究も同じ方向です[4]。腰痛のない子を集めて1年後に発症を調べたところ、かばんが最も重い群と最も軽い群の差は統計的に意味のある差になりませんでした。代わりに発症を予測したのは、心理的な困りごとや、もともと腹痛や頭痛があることでした。

かばんの重さと腰痛の関連は72,627人のレビュー・9,188人のメタ解析・1,046人の前向き研究のいずれでも見つかっていないことを示した図解 ヤマカルテ

それでも10%を勧める理由──体は確実に変わっている

登山では、荷物の重さをむしろ厳しく見ます。 痛みという物差しでは見えないだけで、実験室で測ると体は明確に反応しているからです。

10歳の子どもたちに0%・10%・15%・20%の荷物を背負わせて、トレッドミルを20分歩かせた研究群があります。そこで測られたものを並べると、境目がはっきり見えてきます。

荷重体に起きたこと
10%酸素の消費もエネルギー消費も、荷物なしと差がなかった[5]。体幹の姿勢も呼吸も変化なし[6]
15%呼吸が速くなり、換気量が有意に増えた[6]
20%体幹が前に傾いた[6][7]。酸素消費・エネルギー消費・血圧の戻りが10%と有意に違った[5]

10%だけが、荷物なしと区別がつかない条件でした。だから10%を勧めた著者は「エネルギーの消費が荷物なしと変わらないから」という理由を挙げています[5]。痛くならないから、ではありません。

ただし、これらの実験はいずれも10歳前後の男児15人前後を20分歩かせた小規模なものです。「10%なら安全」と保証された線ではなく、変化が出にくかった慎重な出発点として受け取ってください。

体の内側でも同じことが起きています。立った姿勢のまま撮れるMRIで、11歳前後の子どもの腰を撮った研究では、背負っているあいだ、重さが増えるほど腰椎の椎間板の高さが縮み、背骨の左右の傾きが大きくなりました[8]。8kg(この集団ではおよそ体重の20%)のとき、8人中4人で傾きが10度を超えています。

ここは読み方に注意が必要です。これは背負っているあいだの一時的な変化であって、背骨が壊れたとか、将来変形するという意味ではありません。対象も8人と少なく、長期的な影響はこの研究からは何も言えません。それでも「背負った瞬間に、体の中で形が変わっている」ことを目で見せてくれる点で、意味のある報告です。

まとめると、10%は「痛くならない線」ではなく、子どもの体に過剰な負担がかからずに済む線でした。そして登山で問題になるのは腰痛ではありません。歩ける距離が縮むこと、そして転びやすくなることです。呼吸が速くなり体が前に傾く時点で、山では十分に不都合なのです。

子どもが体重の10%・15%・20%を背負ったときに起きる変化の比較 10%は荷物なしと区別がつかず15%で呼吸が速くなり20%で体幹が前に傾くことを理学療法士が図解 ヤマカルテ

子連れ登山では「重さ」より「時間」を見る

通学の研究を登山に持ち込むときは、荷重の「時間」にいちばん気をつける必要があります。

さきほどの実験は、どれも20分間の歩行でした。一方、アイルランドで529人の小学生を調べた研究によると、通学でかばんを背負う時間は77.5%の子が10分以内です[11]。研究が想定してきたのは、この長さの荷重でした。

登山の行動時間は、山と行程しだいです。短い散策なら1時間もかからない日もありますし、数時間を超える日もあります。問題は、後者が珍しくないことです。10分や20分を想定した話を、そのまま何時間にも当てはめることはできません。

時間の重みを示した研究があります。6歳の子ども15人に20分間歩かせて、筋肉の働きを筋電図(筋肉の電気的な活動を記録する検査)で追ったものです[9]。以下の「疲労」は検査上の変化のことで、子どもが痛みを訴えたとか、痛めたという意味ではありません。

  • 15%を背負うと、歩き始めて15分の時点から、僧帽筋下部(肩甲骨の下のあたりの筋肉)の活動が有意に増えた
  • 20%では5分で活動が増え、15分で疲労の兆候が出た
  • 僧帽筋上部(首から肩にかけて)では、20分では活動の増加こそなかったものの、10分の時点で疲労の兆候が出ていた

著者の推奨は「20分までの歩行なら15%を超えないこと」でした。裏を返せば、20分を超える歩行の答えは、この研究には書かれていません。

実際の子どもの訴えを見ても、重さより時間と結びついている様子が見えます。イタリアで6〜19歳5,318人を調べた研究では、かばんの重さの影響は弱く、背負っている時間のほうが強い予測因子でした[10]。この研究では、学年が上がるほど体重に対するかばんの割合は下がるのに、痛みを訴える子は増えています。

ある時点を切り取った調査なので、「時間が痛みを起こす」と言い切ることはできません。それでも、重さ一本で見るのは足りないとは言えます。

実験の歩行20分・通学は10分以内が77.5%・登山は数時間という荷重時間の比較と、体重の15%で15分から筋活動が増えることを示した図解 ヤマカルテ

もう一つの落とし穴は、登りではなく下り

登山特有の事情をもう一つ。荷物が本当に響いてくるのは、登りではなく下りです。

12歳前後の子ども13人に、0%から20%までの荷物を背負わせて階段を昇り降りさせ、靴の中の圧力を測った研究があります[12]。結果は、下りの厳しさをはっきり示していました。

  • 荷重で足へのピークの力が有意に増える境目は、体重の15%あたりだった
  • その条件で、下りのピークの力は、同じ荷物を背負った登りの1.89倍、荷物なしの下りの1.25倍だった
  • 力の立ち上がりの速さ(着地した直後に、どれだけ急に力が加わるか)は、下りが登りの約3倍だった

対象は12歳前後の13人で、場所は階段です。山道での転倒やけがを調べた研究ではありません。それでも、下りで衝撃が跳ね上がり、しかも急にかかるという構図は山道でも変わらないはずです。そして子どもの山でいちばん多いけがは、転倒によるものです。

つまり、登りでちょうどよかった重さが、下りでは重すぎるということが起こります。行動時間の後半、疲れがたまったところに、いちばん大きな衝撃がくるわけです。

荷物を背負った子どもの下りは足へのピークの力が登りの1.89倍・力の立ち上がりは約3倍になることを階段の実験から図解 ヤマカルテ

対策はシンプルで、山頂で子どもの荷物を軽くしてしまうことです。行動食や水は下りまでに減っているので、残りを親のザックにまとめてしまえば、下りは体だけで降りられます。子どもの膝に何が起きているかは、子どもの登山で膝が痛いときで詳しく書きました。

体重別の目安──年齢では決まりません

子どもに背負わせる重さは、年齢ではなく体重で決めます。実際のグラム数に落とします。

その前に、大事な断りを一つ。子どもの荷重歩行を年齢のグループごとに直接比べた研究を探しましたが、見つかりませんでした。ですから「何歳なら何キロ」という表は、根拠をもって作れません。

年齢で決まるのではなく、年齢はその子の体重を推し量る手がかりにすぎない、というのが正確なところです。以下の表は、学校保健統計調査(令和2年度)の年齢別の平均体重[17]を土台に、体重の10%と15%を計算したものです。お子さんの体重が分かるなら、年齢の欄は無視して体重で見てください。

年齢平均体重の目安10%(登山の出発点)15%(20分程度までの上限)
6歳約21〜22kg約2.1kg約3.2kg
7歳約24〜25kg約2.4kg約3.7kg
8歳約27〜28kg約2.7kg約4.2kg
9歳約31〜32kg約3.1kg約4.7kg
10歳約35〜36kg約3.5kg約5.3kg
11歳約40kg約4.0kg約6.0kg
12歳約45kg約4.5kg約6.7kg

この表の読み方を間違えないでください。右の列は「登山で背負わせていい重さ」ではありません。20分程度の歩行で筋疲労が出ないと報告された線です[9]。数時間歩く登山では、左の列を上限と考えて、そこからさらに引くのが実際的です。

そして忘れてはいけないのが、ザックそのものの重さも数字に入ることです。子ども用のザックは本体だけで400〜700g前後あります。体重22kgの子の10%は2.2kg。ザックが500gなら、中身に使えるのは1.7kgしかありません。

6歳から12歳の平均体重と体重の10%にあたるザックの重さの早見表 6歳約2.1kgから12歳約4.5kgまでを理学療法士が図解 ヤマカルテ

何を持たせるか──重い物は親が持つ

1.7kgと聞くと少なく感じますが、子どもに持たせたいものはもともと軽いものです。

重い物の正体はほぼ水です。500mlのペットボトル1本で500g、これだけで小学1年生の枠の3割近くを食べてしまいます。だから水と防寒着は親が持つのが基本になります。

子どもに持たせるのは、軽くて、本人が使うものです。

  • レインウェアの上下(子ども用なら300〜400g前後)
  • 行動食とおやつ(自分で管理させると休憩が楽しみになります)
  • ハンカチ・ティッシュ・ゴミ袋
  • 帽子や手袋の予備

「自分の係」を作ると、荷物は責任に変わります。私の実感としても、自分のおやつが自分のザックに入っている日のほうが、子どもはよく歩きます。持ち物全体の考え方は子連れ登山の持ち物・安全管理にまとめました。

子連れ登山で親が持つもの(水・防寒着・救急セット)と子どもが持つもの(レインウェア・行動食・ハンカチ)の振り分けを図解 ヤマカルテ

背負わせ方──位置とベルトで変わる

同じ重さでも、どこに載せるかで体の反応は変わります。

10歳の子ども15人に体重の15%を背負わせて1000m歩かせた研究では、荷物を低い位置に置いたほうが、頭と首の角度の変化が小さくなりました[13]。腰の反りの変化も、低い位置のほうが小さかった。著者は、子どものバックパックは荷物を背骨の低い位置に置く設計にすべきだと結論しています。

一方、登山用ザックのレビューでは逆のことが言われます。荷物は高く、体に密着させたほうが、バランスも筋活動もエネルギー消費も有利だとされ、ヒップベルトの装着も推奨されています[14]

矛盾しているように見えますが、前提が違います。低い位置が良いとされたのは、肩ストラップしかない通学かばんでの話です。腰で受けられない以上、荷物が高いと肩と首に全部乗ってしまいます。対して登山用ザックはヒップベルトで骨盤に荷重を移せるので、高く密着させたほうが有利になります。

実践としてはこうなります。

  • ヒップベルトのある子ども用ザックを選び、必ず締める。腰ベルトを骨盤に乗せて締めると、荷重の一部を骨盤へ移せます
  • ザックが背中から浮いて後ろに垂れていないかを確認する。垂れていると重心が遠ざかり、前傾が強まります
  • ヒップベルトがないザックしかないなら、重い物を下のほうに入れる

なお、子どもが登山用ザックを背負ったときに高い位置が最適だと直接示した研究は見つかりませんでした。上の使い分けは、それぞれ別の条件の研究から筋道を立てたものです。

肩ストラップだけの通学かばんは荷物を低い位置に、腰ベルトのある登山ザックは荷物を高く体に密着させるという背負わせ方の違いを理学療法士が図解 ヤマカルテ

親側の背負い方についてはチャイルドキャリア登山で腰を守るで詳しく書いています。まだ自分で歩けない年齢なら、チャイルドキャリア比較もあわせてどうぞ。

毎日の荷重は、山より通学かばんのほうが重い

日本の子どもがいちばん長く重い物を背負っているのは、山ではなく通学路です。

小学1〜3年生とその保護者1,200組を調べた2022年の調査によると、ランドセルの平均重量は4.28kgでした[18]。前年の調査の3.97kgから0.31kg増えています。タブレット端末の配布が進み、教科書と併用になったことが背景として挙げられています。

この4.28kgを、小学1年生の平均体重(約21〜22kg)と並べてみてください。およそ体重の20%にあたります。学年も体格も通学時間もそろっていないので、実験の数字とそのまま重ねることはできません。それでも、この記事で見てきた目安をかなり上回る重さが、毎朝、日常として背負われていることは分かります。

同じ調査では、小学生の93.2%が「ランドセルが重い」と感じ、28.6%が体の痛みを訴えていました。

ランドセルの平均重量4.28kgは小学1年生の平均体重のおよそ20%にあたり93.2%の小学生が重いと感じていることを示した図解 ヤマカルテ

国も動いています。文部科学省は2018年9月、「児童生徒の携行品に係る配慮について」という事務連絡を全国の教育委員会に出しました[16]。教科書や教材が過重になり、子どもの体の健やかな発達に影響が生じかねないという指摘を受けたもので、いわゆる「置き勉」を含む工夫の例が示されています。

通学かばんを登山ザックの発想で作ったもの

その「かばん側でできること」を製品にしたものとして、エルゴランセルがあります。登山リュックの構造を通学かばんに持ち込んだもので、荷重を肩だけで受けない設計になっています。

私自身は使っていません。わが家の子はまだ入学前で、実物を背負わせた経験がないからです。ですから使用感については何も言えません。ただ、ここまで見てきた「両肩・密着・荷重の分散」という原則に沿った設計であることは、構造として理解できます。

なお、かばんを替えれば体の負担がなくなるわけではありません。いちばん大きい変数は中身の重さです。置き勉が認められているなら、まずそちらから手をつけるほうが、効果としては大きいはずです。

まとめ:数字より、時間と下りで決める

  • 「体重の10%」に確固たる出どころはない。文献での推奨は5%から20%までばらついている[1]
  • かばんの重さとのちの腰痛の関連は、7万人規模でも9,188人の個人データでも見つかっていない[2][3]
  • それでも10%を勧める理由は、10%だけが荷物なしと区別のつかない条件だったから[5][6]。15%で呼吸が速くなり、20%で体が前に傾く
  • 登山で決定的なのは時間。実験はどれも20分、通学は10分以内が8割[11]。5,318人の調査でも、重さより背負っている時間が強い予測因子だった[10]
  • 下りは登りの1.89倍の力が足にかかり、立ち上がりは約3倍速い[12]。山頂で子どもの荷物を空にする
  • 年齢では決まらない。年齢は体重を推し量る手がかりにすぎず、体重が分かるなら体重で決める
  • 水と防寒着は親が持つ。子どもには軽くて自分が使うものを「自分の係」として持たせる

グラムを1桁まで詰める必要はありません。朝、子どものザックを持ち上げてみて、「これを今日の行程のあいだ背負って、最後に下りがある」と想像できるかどうか。それが実際にはいちばん確かな物差しです。

体重とその日の条件から重さを出したいときは、子連れ登山の計算機を使ってください。ザック本体の重さを引いた、中身に使える重さまで出ます。

次の休みは、少しだけ軽くしたザックを背負わせて出かけてみてください。最後の下りで、子どもの足がまだ上がっているはずです。

参考文献

  1. Dockrell, S., Simms, C., & Blake, C. 2013. Schoolbag weight limit: can it be defined? Journal of School Health.
  2. Yamato, T.P., Maher, C.G., Traeger, A.C., Williams, C.M., & Kamper, S.J. 2018. Do schoolbags cause back pain in children and adolescents? A systematic review. British Journal of Sports Medicine.
  3. Calvo-Muñoz, I., Kovacs, F.M., Roqué, M., & Seco-Calvo, J. 2020. The association between the weight of schoolbags and low back pain among schoolchildren: A systematic review, meta-analysis and individual patient data meta-analysis. European Journal of Pain.
  4. Jones, G.T., Watson, K.D., Silman, A.J., Symmons, D.P., & Macfarlane, G.J. 2003. Predictors of low back pain in British schoolchildren: a population-based prospective cohort study. Pediatrics.
  5. Hong, Y., Li, J.X., Wong, A.S., & Robinson, P.D. 2000. Effects of load carriage on heart rate, blood pressure and energy expenditure in children. Ergonomics.
  6. Li, J.X., Hong, Y., & Robinson, P.D. 2003. The effect of load carriage on movement kinematics and respiratory parameters in children during walking. European Journal of Applied Physiology.
  7. Hong, Y., & Cheung, C.K. 2003. Gait and posture responses to backpack load during level walking in children. Gait & Posture.
  8. Neuschwander, T.B., Cutrone, J., Macias, B.R., Cutrone, S., Murthy, G., Chambers, H., & Hargens, A.R. 2010. The effect of backpacks on the lumbar spine in children: a standing magnetic resonance imaging study. Spine.
  9. Hong, Y., Li, J.X., & Fong, D.T. 2008. Effect of prolonged walking with backpack loads on trunk muscle activity and fatigue in children. Journal of Electromyography and Kinesiology.
  10. Aprile, I., Di Stasio, E., Vincenzi, M.T., et al. 2016. The relationship between back pain and schoolbag use: a cross-sectional study of 5,318 Italian students. The Spine Journal.
  11. Dockrell, S., Simms, C., & Blake, C. 2015. Schoolbag carriage and schoolbag-related musculoskeletal discomfort among primary school children. Applied Ergonomics.
  12. Hong, Y., & Li, J.X. 2005. Influence of load and carrying methods on gait phase and ground reactions in children’s stair walking. Gait & Posture.
  13. Brackley, H.M., Stevenson, J.M., & Selinger, J.C. 2009. Effect of backpack load placement on posture and spinal curvature in prepubescent children. Work.
  14. Genitrini, M., Dotti, F., Bianca, E., & Ferri, A. 2022. Impact of Backpacks on Ergonomics: Biomechanical and Physiological Effects: A Narrative Review. International Journal of Environmental Research and Public Health.
  15. Brackley, H.M., & Stevenson, J.M. 2004. Are Children’s Backpack Weight Limits Enough? A Critical Review of the Relevant Literature. Spine.
  16. 文部科学省 2018. 児童生徒の携行品に係る配慮について(事務連絡・平成30年9月6日). 初等中等教育局教育課程課教育課程企画室.
  17. 文部科学省 2021. 令和2年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)年齢別 身長・体重の平均値.
  18. フットマーク株式会社 2022. ランドセルの重さに関する調査(小学1〜3年生とその保護者1,200組・2022年10月実施).
  19. Hong, Y., Fong, D.T., & Li, J.X. 2011. The effect of school bag design and load on spinal posture during stair use by children. Ergonomics.