長い下りの登山道をサポートタイツとトレッキングポールで下る登山者の水彩画 登山用サポートタイツの効果と履く日の決め方を理学療法士が解説 ヤマカルテ

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登山用品店の売り場で、1万円を超えるサポートタイツを前に迷ったことはありませんか。「履くと脚が楽になる」と聞く一方で、普通のタイツとの差がどこにあるのかは、パッケージを読んでもよく分かりません。

先に結論です。サポートタイツを履いても、登山が速くなったり、歩いている最中の疲れの感じ方が変わったりすることは、研究ではほとんど確認されていません。確かめられているのは別のところです。着地のたびに起きる太ももやふくらはぎの揺れが小さくなること、そして長い下りのあと、翌日の脚の力が戻りやすいという試験がいくつかあることです。

理学療法士(PT・リハビリの専門職)として臨床に10年以上携わり、登山では140座以上を歩いてきました。臨床ではタイツを勧める場面より、患者さんから「あれってどうなの?」と聞かれる場面のほうが多い道具です。この記事では、ランニングやトレイルランの研究を登山の条件に置き換えて整理します。ただ、根拠になる研究の多くは、健康なランナーが着圧ソックスやタイツを着て走ったものです。膝まわりに帯の入った登山用タイツや、荷物を背負って歩く登山そのものを確かめた研究ではありません。

読み終えるころには、サポートタイツを「毎回履く道具」ではなく「履く日を選ぶ道具」として扱えるようになります。買うかどうかも、今持っている1本をいつ履くかも、決めやすくなるはずです。

サポートタイツを履いても、登山が速く楽になるわけではない

サポートタイツを含む着圧ウェアを履いて走っても、タイムや疲れきるまでの時間は改善しませんでした。

ランニング中の着圧ウェアを調べたランダム化比較試験(くじ引きで条件を割り振る試験)を集めた2025年の解析があります[1]。51研究・899人を統合した結果、レースのタイムにも、疲れきるまで走れる時間にも差はありませんでした。しかも、根拠の確かさは「低い〜非常に低い」と判定されています。

「楽になる」という感覚の面も同じです。膝下の着圧ウェアを調べた17研究では、主観的な疲れは普通の靴下とも、見た目だけの偽物のウェアとも差がありませんでした[2]。この解析はケガの予防も調べようとしましたが、そもそもそれを確かめた研究が1本もありませんでした。

山を走る条件でも結果は変わりません。

  • 15.6kmのトレイルランを競技ペースで走った11人の試験では、タイムは着圧ソックスなしで5681秒、ありで5697秒。心拍数・血中乳酸・きつさの感覚にも差はありませんでした[3]
  • 18.6kmのトレイルランの前後で太ももの筋力を測った12人の試験では、走ったあとの筋力低下は着圧なしで11%、ありで13%。着圧ウェアを着ても、筋力の落ち方は変わりませんでした[4]

サポートタイツを履いても速く楽にはならない図解 51研究899人でタイム差なし 疲れの感じ方も普通の靴下や偽物と差なし トレイルラン15.6kmは5681秒と5697秒 ヤマカルテ

サポートタイツが確かに変えているのは「筋肉の揺れ」

サポートタイツで研究の結果がそろっているのは、着地のたびに起きる太ももやふくらはぎの揺れが小さくなることです。

タイツなしとタイツありで着地時の太ももとふくらはぎの筋肉の揺れを比べた図解 揺れは小さくなり筋肉の活動量は減るが必要な酸素の量は変わらない ヤマカルテ

脚が地面に着くたびに、衝撃で筋肉はぶるっと揺れます。トレッドミルで走った27人を3Dカメラで撮影した研究では、着圧タイツを履くと太ももとふくらはぎの筋肉の揺れが小さくなり、筋肉の活動量も減りました[7]。市販の3ブランドのタイツで試しても、同じ傾向でした。ただし、走るのに必要な酸素の量(ランニングエコノミー)は変わっていません。

先ほどの51研究の解析でも、統計的にはっきり差が出たのは、この「揺れ」の指標だけでした[1]。183研究の総説も、着圧ウェアは筋肉の揺れを抑え、体の位置や動きを感じ取るしくみにもよい方向の影響を与える可能性が高いとまとめています[6]

長い下りでは、翌日の脚の力に差が出た研究がある

長い下りを走った試験のいくつかでは、着圧ウェアを履いた脚のほうが、翌日から2日後の筋力低下が一部の指標で小さくなりました。

下りは、太ももの前の筋肉がブレーキをかけながら伸ばされる動き(遠心性収縮)が続くため、筋肉痛や筋力低下が起きやすい運動です。その下りでの結果を並べます。

  • 下り坂40分:トレイルランナー13人が、−8.5°の下り坂のトレッドミルを40分走りました[8]。太ももとふくらはぎに15〜20mmHgの着圧をかけると、太ももの揺れが走るうちに大きくなる現象(着圧なしで+11.6%)が見られませんでした。筋肉を自分の意思で動かしきる力(随意活性化)の落ち方も小さく(着圧なし−7.9%、あり−2.4%)、翌日の太ももの筋力低下も一部で小さくなりました
  • 疲れきるまでの下り走:健康な男性20人が、片方の太ももだけを着圧した状態で下りを走りました[9]。着圧した脚は揺れの大きさが15.1%小さく、48時間後に電気刺激で測った筋力の落ち方も小さいという結果でした
  • 26kmのトレイルレース:56人を「レース中に着圧」「レース後に着圧」「着圧なし」に分けた試験です[10]。筋肉の損傷の目安に使われる血液の値(CK)の上がり幅は、着圧なしの+107.2%に対し、レース中の着圧で+16.4%、レース後の着圧で+9.3%。2日後までにジャンプの高さの回復が統計的にはっきり確認されたのは、レース中に履いたグループだけでした
  • 上り6.6km・下り9.0kmの模擬トレイル:11人の試験では、走っている間に着圧ソックスを履くと、走った1時間後と24時間後の脚の痛みが軽い可能性が高いと判定されました[11]

一方で、差が出なかった試験もあります。先ほどの18.6kmのトレイルランでは筋力の落ち方は同じでした[4]。56kmのウルトラマラソンで膝下の着圧を6週間使った41人の試験では、差が出たのは足首のむくみ(周径)だけで、痛みの点数の一部はむしろ着圧ありのほうが悪くなりました[12]

長い下りのあと翌日の脚に差が出た4つの試験の図解 下り坂40分で随意活性化の低下−7.9%と−2.4% 揺れ15.1%減 26kmレースでCK上昇+107.2%と+16.4% 模擬トレイルで脚の痛みが軽い可能性 ヤマカルテ

サポートタイツが膝の負担を減らす根拠は確認できない

サポートタイツが膝の負担そのものを減らすことを示した研究は、見つかりませんでした。

サポートタイツと膝の図解 膝にかかる力を減らす根拠は確認できない 膝の位置の感覚は膝下の着圧で変わる可能性 膝が痛む人はタイツより先に下りの歩き方とポール ヤマカルテ

CW-Xのように、膝まわりをテーピングのような帯で支える設計(サポート型)のタイツがあります。ところが、この構造が登山中の膝の負担を減らすかどうかを、メーカーから独立して調べた研究は、今回の文献検索では見当たりませんでした。

そもそも、膝専用のサポーターですら膝にかかる力は減らしていないことが、階段の昇り降りを測った研究で分かっています。詳しくは登山の膝サポーターの選び方にまとめました。

変わるのは、力ではなく膝の感覚のほうかもしれません。

  • 健康な44人の試験では、膝下に着圧ウェアを着けると、目を閉じて膝を決まった角度に合わせる課題の誤差が小さくなりました[13]
  • 16人で着圧の位置を比べた試験では、膝下の着圧で誤差が小さくなった一方、膝全体を覆う着圧では角度を実際より小さく見積もる傾向が強まりました[14]

つまり、膝の位置を感じ取る感覚には影響するものの、どこを覆うかで結果が変わるということです。すでに下りで膝が痛む人は、タイツより先に下りで膝を守る歩き方トレッキングポールの使い方を見直すほうが確実です。

下山後に履くと、翌日の筋肉痛が軽くなる可能性がある

下山後にサポートタイツを履くと、翌日の筋肉痛が軽くなり、筋力の戻りが早まる可能性があります。

107kmのウルトラトレイルを走った32人を、ゴール直後から24時間、全身の着圧ウェアを着るグループと着ないグループに分けた試験があります[15]。筋肉の傷みや炎症を示す血液の値は変わりませんでした。それでも、脚の後ろ側の筋肉痛の増え方は、着たグループで11.0%、着なかったグループで112.3%でした。

下山後に着圧ウェアを履いたときの筋肉痛の図解 107kmウルトラトレイル後32人 脚の後ろ側の筋肉痛の増え方は着たグループ11.0%と着なかったグループ112.3% 血液の値は変わらず ヤマカルテ

23件の研究を統合したメタ解析では、運動後の着圧ウェアは全体として小さな利益を示し、なかでも筋力の回復で利益が大きくなりました[16]。ただし、元になった運動は筋トレ・ランニング・自転車などさまざまで、登山の下山後にそのまま当てはまるとは限りません。ここは登山翌日の筋肉痛を楽にする方法登山用靴下の選び方でも扱いました。

なお、26kmのトレイルレースの試験では、ジャンプの高さの回復がはっきり確認されたのは「レース後」ではなく「レース中」に履いたグループでした[10]。歩いている最中に履く意味もありそうです。ただし、登山中から下山後まで同じ1本を履き続ける使い方そのものを確かめた研究はありません。

夏にサポートタイツを履くと、暑くなるのか

サポートタイツなどの着圧ウェアを履くと脚の皮膚の温度は少し上がりますが、室内の試験では心拍数やきつさの感じ方に差は出ていません。

ランナー44人が、着圧ソックスありとなしで30分走った研究があります[17]。着圧ありでは、ソックスが触れていない太ももまで含めて、脚の皮膚の温度が高くなりました(差の推定は0.11〜0.45℃の範囲)。一方、心拍数と疲れの感じ方には差がありませんでした。183研究の総説も、着圧ウェアは局所の皮膚の温度を上げるとまとめています[6]。ただしこれは、涼しい室内で30分走った試験です。体の中心の温度や熱中症のなりやすさを調べたものではないので、「夏山で履いても安全」と言える研究ではありません。

夏にサポートタイツを履くと暑いかの図解 脚の皮膚の温度は0.11〜0.45℃上がる 心拍数と疲れの感じ方は差なし 涼しい室内で30分走った試験で夏山の安全を示すものではない ヤマカルテ

私は夏もサポートタイツを履きますが、暑さで困ったことはありません。準備で履くのが少し面倒な程度です。とはいえ、暑さの感じ方には個人差があります。真夏の低山で暑さがつらい人は、履かない選択も十分ありです。夏山の暑さ対策の全体は夏山の熱中症対策にまとめています。

登山用サポートタイツの選び方:圧は強すぎず、サイズは推奨どおりに

登山用サポートタイツは、圧が強いほどよいわけではなく、サイズが大きいと設計どおりの圧がかかりにくくなります。

登山用サポートタイツの選び方3つのポイントの図解 圧は強すぎない15mmHg前後 サイズはメーカー推奨どおりでヒップと太ももの周径も確認 サポート型の帯の効果はまだ分かっていない ヤマカルテ

着圧は「中くらい」がよかった研究がある

男性8人が、下半身の着圧ウェアを着て120分の上り坂を走った試験では、30mmHgより15mmHg前後の中くらいの圧のほうが、運動直後のジャンプの高さの落ち方が小さくなりました[18]。15mmHg前後の圧では、ほぼ圧のないウェアと比べて平均心拍数も低くなっています(162拍/分と170拍/分)。先ほどの下り坂40分の試験も、15〜20mmHgでした[8]

ただ、市販のサポートタイツの多くは、圧の数値を公表していません。数字で選べないので、次のサイズ選びのほうが実際には大事になります。

サイズが大きいと、設計どおりの圧がかかりにくい

12人のボクサーに、同じタイツの小さめ・推奨サイズ・大きめを着てもらい、脚の6か所で圧を測った研究があります[19]大きめのサイズは、推奨サイズや小さめより圧が明らかに低くなりました。立っているときは座っているときより圧が高くなることも分かっています。一方、同じ研究でも、レギンスではサイズによる圧の差がはっきりしませんでした。

  • サイズ表は、身長だけでなくヒップと太ももの周径まで確認する
  • メーカーの推奨サイズを基本にする。大きめを選ぶと、ここまでの研究の前提になる圧がかかりにくい
  • 逆に、座ったときにしびれる・食い込むほどきついなら、それも合っていない
  • 古くなって伸びたタイツは、圧が落ちている可能性がある

サポート型と着圧型のちがい

売り場のタイツは、大きく2つに分けられます。

タイプつくり研究の裏づけ
着圧型脚全体を一定の圧、または足首側を強めにした圧で締めるこの記事で紹介した研究の多くはこちら
サポート型着圧に加えて、膝や股関節まわりにテーピングのような帯を入れる帯の構造そのものの効果は、独立した研究が見当たらない

サポート型は、着圧型の働きに「帯の構造」を足したものです。着圧の部分には上の研究が当てはまりますが、帯の部分に追加の効果があるかどうかは、まだ分かっていません。

履く日・履かない日の決め方

サポートタイツを履く価値が大きいのは、下りの長い日と、何日も続けて歩く縦走の日です。

サポートタイツを履く日と履かなくてよい日の図解 履く日は標高差が大きく下りが長い山・縦走・翌日に予定がある日 履かなくてよい日は歩き慣れた山・短い日帰り・真夏の低山 ヤマカルテ

研究で差が出たのは、長い下りと、そのあとの回復でした。反対に、平らな道や短い運動では差が出ていません。ここから、履く日はかなり絞れます。

  • 履く日:標高差が大きく下りが長い山/テント泊や小屋泊で何日も続けて歩く縦走/下山した翌日に仕事や予定がある
  • 履かなくてよい日:歩き慣れた山/短い日帰り/真夏の低山で暑さがつらい日

ほかの持ち物と一緒に、山の条件に合わせて決めたいときは登山の装備チェックリストも使ってください。

私自身、この使い分けをしています。2018〜2019年ごろに買ったCW-Xのタイツを持っていますが、慣れた山や短い日帰りでは履きません。標高差が大きい日や縦走のときだけ履きます。

正直に書くと、履いた日と履かなかった日の差を、私は体で比べられていません。負荷の大きい山では毎回履いているからです。だから「履けば楽になる」とは書けません。一方で、183研究の総説は、着圧ウェアが運動に悪い影響を与える可能性は低いとしています[6]。患者さんに聞かれたときも、「運動するときに履くのはよいと思います。悪い影響はほぼないので、好みで決めて大丈夫です」と答えています。

まとめ:登山用サポートタイツは「履く日を選ぶ」道具

  • サポートタイツを履いても、タイムや疲れの感じ方は変わらないという研究が多い
  • 研究の結果がそろっているのは、着地のたびの筋肉の揺れが小さくなること
  • 長い下りでは、翌日〜2日後の筋力低下や血液の値(CK)の上がり方が一部で小さくなった試験がある。ただし対象は鍛えたランナーで、差が出なかった試験もある
  • 膝の負担を減らすことは示されていない。変わるのは膝の感覚のほう
  • 下山後に履くと筋肉痛が軽くなる可能性がある。レース中に履いたほうが回復がよかった試験もある
  • 圧は強すぎず(15mmHg前後がよかった試験がある)、サイズはメーカーの推奨どおり
  • 履くのは、下りの長い日・縦走・翌日に予定がある日に絞ってよい

1万円を超える道具だからこそ、「毎回履けば元が取れる」ではなく、「この日のために持っておく」と考えるほうが、脚にも財布にも合った使い方です。次に標高差の大きい山へ行く日を、サポートタイツを試す1日目にしてみてください。

参考文献

  1. Wang W, Wang Y, Zhang Y, et al. 2025. Do compression garments enhance running performance? An updated systematic review and meta-analysis. Journal of Sport and Health Science.
  2. Franke TPC, Hofstede H, van den Broek AG, Huisstede BMA. 2024. The Effects of Lower Leg Compression Garments on Lower Extremity Sports Injuries, Subjective Fatigue and Biomechanical Variables: A Systematic Review with Meta-analysis. International Journal of Exercise Science.
  3. Vercruyssen F, Easthope C, Bernard T, et al. 2014. The influence of wearing compression stockings on performance indicators and physiological responses following a prolonged trail running exercise. European Journal of Sport Science.
  4. Vercruyssen F, Gruet M, Colson SS, Ehrstrom S, Brisswalter J. 2017. Compression Garments, Muscle Contractile Function, and Economy in Trail Runners. International Journal of Sports Physiology and Performance.
  5. Kabongo KM, Emeran A, Bosch AN. 2022. Do upper leg compression garments aid performance and reduce exercise-induced muscle damage in recreational marathon runners? South African Journal of Sports Medicine.
  6. Weakley J, Broatch J, O’Riordan S, Morrison M, Maniar N, Halson SL. 2022. Putting the Squeeze on Compression Garments: Current Evidence and Recommendations for Future Research: A Systematic Scoping Review. Sports Medicine.
  7. Broatch JR, Brophy-Williams N, Phillips EJ, et al. 2020. Compression Garments Reduce Muscle Movement and Activation during Submaximal Running. Medicine & Science in Sports & Exercise.
  8. Ehrström S, Gruet M, Giandolini M, Chapuis S, Morin JB, Vercruyssen F. 2018. Acute and Delayed Neuromuscular Alterations Induced by Downhill Running in Trained Trail Runners: Beneficial Effects of High-Pressure Compression Garments. Frontiers in Physiology.
  9. Gassier R, Espeit L, Ravel A, et al. 2025. Beneficial effects of reduced soft tissue vibrations with compression garments on delayed neuromuscular impairments induced by an exhaustive downhill run. Frontiers in Sports and Active Living.
  10. Cuniberti GC, Callovini A, Mattivi M, et al. 2026. Timing Matters: Effectiveness of Compressive Garments on Recovery in Trail Runners. Journal of Strength and Conditioning Research.
  11. Bieuzen F, Brisswalter J, Easthope C, et al. 2014. Effect of wearing compression stockings on recovery after mild exercise-induced muscle damage. International Journal of Sports Physiology and Performance.
  12. Geldenhuys AG, Swart J, Bosch A. 2019. Investigation of the Impact of Below-Knee Compression Garments on Markers of Exercise-Induced Muscle Damage and Performance in Endurance Runners: A Prospective Randomized Controlled Trial. Sports Health.
  13. Ghai S, Driller MW, Masters RSW. 2018. The influence of below-knee compression garments on knee-joint proprioception. Gait & Posture.
  14. Zhang LY, Négyesi J, Okuyama T, Tanaka M, Hortobágyi T, Nagatomi R. 2019. Position of compression garment around the knee affects healthy adults’ knee joint position sense acuity. Human Movement Science.
  15. Martínez-Navarro I, Aparicio I, Priego-Quesada JI, et al. 2021. Effects of wearing a full body compression garment during recovery from an ultra-trail race. European Journal of Sport Science.
  16. Brown F, Gissane C, Howatson G, van Someren K, Pedlar C, Hill J. 2017. Compression Garments and Recovery from Exercise: A Meta-Analysis. Sports Medicine.
  17. Priego Quesada JI, Lucas-Cuevas AG, Gil-Calvo M, et al. 2015. Effects of graduated compression stockings on skin temperature after running. Journal of Thermal Biology.
  18. Mizuno S, Arai M, Todoko F, Yamada E, Goto K. 2017. Wearing lower-body compression garment with medium pressure impaired exercise-induced performance decrement during prolonged running. PLoS One.
  19. Brophy-Williams N, Driller MW, Shing CM, Fell JW, Halson SL. 2015. Confounding compression: the effects of posture, sizing and garment type on measured interface pressure in sports compression clothing. Journal of Sports Sciences.