「八ヶ岳の赤岳に登ってみたい。でも、どこに泊まって、どう歩けばいいの?」 「テント泊はしたいけれど、重い荷物を背負って岩場を歩くのは不安……」
岩場を歩いた経験と、1日歩き通せる体力があるなら、赤岳鉱泉にテントを張ってテントや寝具を置き、荷物を軽くして赤岳・横岳・硫黄岳を周回するプランがおすすめです。初日の早朝にテントを設営すれば、その日のうちに南八ヶ岳の主な3峰を歩いて戻ってこられます。夜は山小屋のお風呂に入り、予約すればテント泊でも小屋の夕食を食べられます。
この記事では、理学療法士(PT)として体の使い方を見てきた立場と、140座以上を歩いてきた経験から、2020年10月に歩いた赤岳鉱泉テント泊の南八ヶ岳周回を紹介します。紅葉の北沢、文三郎尾根の長い階段、横岳の岩稜、硫黄岳の大きな崖、そしてアーベントロートに染まる横岳の岩峰。読み終えるころには、自分ならどんな日程で南八ヶ岳を歩くか、イメージが固まるはずです。

そもそも南八ヶ岳はどんな山?──岩稜が連なる、八ヶ岳の荒々しい半分
八ヶ岳は、夏沢峠を境に北と南に分けられます。なだらかな山が多い北八ヶ岳に対して、南八ヶ岳は岩稜帯が多く、荒々しい山容が印象的です。今回歩いたのは、その南八ヶ岳の中心にある3つの峰です。
地形・特徴
- 赤岳(2,899m):八ヶ岳の最高峰で、「八ヶ岳の盟主」とも呼ばれます。名前は、酸化鉄を含む赤茶色の岩肌に由来します
- 横岳(2,830m):八ヶ岳で2番目に高い山です。赤岳側から二十三夜峰、日ノ岳、鉾岳、石尊峰、三叉峰、無名峰、奥ノ院と、いくつものピークが連なるのが特徴です。以前は無名峰が最高点とされていましたが、2019年の標高改定で奥ノ院(2,830m)が最高点になりました
- 硫黄岳(2,760m):南八ヶ岳の最北端に位置します。なだらかな山頂に対して、北側が大きくえぐれた崖があり、「爆裂火口」として知られています
PT視点:体の負担
- 文三郎尾根の長い階段:行者小屋から赤岳へは、急な階段がひたすら続きます。段差を一段ずつ体を持ち上げる動きは、太ももの前とお尻の筋肉を休みなく使います。歩幅を小さく、息が上がらない速さを保つのが基本です(登りの歩き方は登りが楽になる歩き方にまとめています)
- 赤岳山頂直下と横岳の岩場:鎖場やはしごがあり、手も使って体を引き上げる場面があります。脚だけで登ろうとせず、両手両足のうち三点で体を支えながら一歩ずつ進むことになります
- 横岳のアップダウン:稜線とはいえ、小さなピークの登り下りを何度も繰り返します。下りが続くと、太ももの前(大腿四頭筋)にブレーキ役の負担がたまります
- 10月の稜線は冷える:この日は稜線上がかなり冷えました。止まっている時間に体を冷やさない服装が必要です。年によっては10月に雪が降り、岩場が凍ることもあるので、直前に山小屋の発信などで確かめてください
個人的に惹かれるところ
南八ヶ岳の山のなかでも、私は赤岳の尖った山容がかっこいいと思っています。麓から見上げた姿も、硫黄岳などから稜線伝いに眺める姿も、どれも魅力的です。
横岳は、険しい岩場が続き、はしごや鎖場もある縦走路です。岩稜帯が好きな私にとっては、楽しく通過できる区間でした。
硫黄岳は、南八ヶ岳のなかでは比較的登りやすく、単独なら目立った危険箇所もありません。私も冬に、赤岳鉱泉から硫黄岳だけを往復したことがあります。南を見れば赤岳、北を見れば天狗岳など北八ヶ岳がよく見える、八ヶ岳の展望所として好きな山です。
この記事では、その3峰を、赤岳鉱泉のテント場を拠点にして1日で周回した記録を紹介します。
赤岳鉱泉テント泊・南八ヶ岳周回のコースとプラン|行程と難易度
今回は、美濃戸から北沢を歩いて赤岳鉱泉にテントを張り、行者小屋・文三郎尾根経由で赤岳に登り、横岳・硫黄岳を経て鉱泉に戻る1泊2日のプランです。まずは基本データを整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 山・標高 | 赤岳 2,899m/横岳 2,830m(奥ノ院)/硫黄岳 2,760m |
| エリア/起点 | 長野県茅野市/美濃戸(赤岳山荘の駐車場・標高約1,700m) |
| 標高差 | 約1,200m(美濃戸〜赤岳の標高の差。横岳・硫黄岳への登り返しは含まない) |
| 今回の行程 | 1泊2日(前夜に赤岳山荘の駐車場で車中泊) |
| 宿泊 | 赤岳鉱泉のテント場(テント泊は予約不要) |
| 山小屋 | 赤岳鉱泉/行者小屋/赤岳天望荘/硫黄岳山荘 |
| 核心部 | 文三郎尾根の階段の急登、赤岳山頂直下の鎖場、横岳の岩稜(はしご・鎖場) |
| アクセス注意 | 美濃戸口から美濃戸までの林道は未舗装の悪路。登山者のそばを車で進むので注意(後述) |
このプランにした理由
この年、私は鷲羽岳・水晶岳でテント泊デビューをしていました。その後も立山・剱で2泊3日のテント泊をし、帰ってきてからわずか4日後。グリーンシーズンが終わる前に、どうしてもあと1回テント泊がしたくて、八ヶ岳に向かいました。
当時の私は、八ヶ岳には雪山シーズンに北八ヶ岳を歩いたことがあるだけで、夏山シーズンの南八ヶ岳は未経験でした。そこで、山なのにお風呂に入れて、山なのにステーキが食べられることで有名な赤岳鉱泉でのテント泊をメインに、ついでに赤岳・横岳・硫黄岳を周回する、のんびりしたテント泊を企画しました。
決めたのは前日の金曜日です。お昼に赤岳鉱泉に電話したところ、夕食の予約がとれて、翌日の夕食がステーキだということも確認できました。テント泊と入浴は予約不要で、早く着けば問題ないとのことでした(今の利用方法は記事の後半にまとめています)。
予定は、早朝に着いてテントを設営し、赤岳から硫黄岳まで周回して鉱泉に戻り、お風呂とステーキを楽しむ。翌日は下山するだけというものです。
実際に歩いた行程
時刻は私が歩いた実績で、標準のコースタイムではありません。
1日目(10月3日)
| 時刻 | 地点 |
|---|---|
| 6:00 | 赤岳山荘の駐車場 出発 |
| 7:30 | 赤岳鉱泉 到着(テント設営・受付・休憩) |
| 8:15 | 赤岳鉱泉 出発 |
| 8:45 | 行者小屋 |
| 10:15 | 赤岳(文三郎尾根経由) |
| 10:40 | 赤岳 出発 |
| 11:00 | 赤岳天望荘 |
| 12:20 | 横岳(奥ノ院) |
| 12:50〜13:30 | 硫黄岳山荘(昼食・休憩) |
| 13:50 | 硫黄岳 |
| 15:00 | 赤岳鉱泉 到着 |
2日目(10月4日)
| 時刻 | 地点 |
|---|---|
| 8:15 | 赤岳鉱泉 出発 |
| 9:30 | 赤岳山荘の駐車場 |
どんな人に向いているか
初心者向けのコースではありません。 赤岳山頂直下の鎖場と、横岳のはしご・鎖場が続く岩稜は、岩場を歩いた経験がある人向けです。体力面では、テントや寝具をテント場に置いて荷物を軽くできるとはいえ(防寒着・雨具・ヘルメットなどは持って歩きます)、標高差約1,200mの登りと稜線のアップダウンを1日で歩き通せることが条件になります。
途中の地蔵の頭(赤岳天望荘の少し先)からは、地蔵尾根で行者小屋に下ることもできます。時間や体力に余裕がなければ、横岳に進まずここで下りる選択肢を持っておくと安心です。ただし地蔵尾根も、上部に鎖やはしごのある急な下りです。楽な下山路というわけではないので、疲れているときほど慎重に下ってください。
美濃戸から北沢を歩いて赤岳鉱泉へ|赤い川と紅葉
まだあたりが薄暗い6時、谷間の駐車場を出発しました。前の晩のうちに車で上がり、赤岳山荘の駐車場で車中泊をしています。駐車場にはトイレもあり、駐車料金は出発前に赤岳山荘で支払いました。

美濃戸からは、北沢ルートで赤岳鉱泉に向かいます。沢沿いを歩いていると、川底の石が赤褐色に見えることに気づきます。赤岳の名前の由来になった、赤茶色の岩肌とつながる色です。そこに紅葉したモミジの赤が重なり、とても美しい道でした。

そんな不思議な川を眺めながら歩いていると、樹林帯の先に突然、赤岳鉱泉の小屋が現れました。小屋に向かう前に、まずはテント場にテントを設営します。

設営を終えて、初めての赤岳鉱泉の小屋へ。中は「山なめんなよ」のセリフでおなじみの、赤岳鉱泉のキャラクター「カモシー」のグッズなどであふれていました。今回は小屋泊ではないので、お風呂と食堂にしか立ち寄っていませんが、とても素敵な空間です。テントの受付を済ませて、南八ヶ岳の周回に出発しました。
行者小屋から文三郎尾根で赤岳へ|マムート階段の急登
今回は、赤岳から硫黄岳までを反時計回りに歩きます。行者小屋までは、比較的起伏の少ない樹林帯の道です。テントの重さがないうえに、朝の木漏れ日が気持ちよく、快適に歩けました。木々はところどころ紅葉していて、それもまた楽しみのひとつでした。
行者小屋に着くと、阿弥陀岳がよく見えました。この年の行者小屋はコロナ禍のため営業していませんでしたが、テント場は利用できたため、テント泊の登山者でにぎわっていました。

ここから赤岳へは、地蔵尾根と文三郎尾根の2つのルートがあります。今回は赤岳から横岳方面へ進むので、周回になるよう文三郎尾根を選びました。
このルートを選んだ理由は、もうひとつあります。登山道に、マムートのエンブレムがついた通称「マムート階段」があるからです。登山用品メーカーのマムートが、赤岳鉱泉の登山道整備に協賛して設置している階段です。マムート好きとしては、テンションが上がる道です。

とはいえ、この階段はとても長く、そこそこの急登でもあります。階段で整備されているのはありがたいのですが、とにかくこの区間はしんどかったです。
長い階段を越えると、文三郎尾根の上部、中岳方面への道との分岐に着きます。

ここから少しの鎖場を越えると、ようやく標高2,899mの赤岳山頂に着きました。

見下ろすと、今朝テントを張った赤岳鉱泉や、通ってきた行者小屋を見つけることができました。

八ヶ岳の盟主と呼ばれる赤岳からの眺望はさすがのもので、南アルプスの鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳、中央アルプス、うっすらと北アルプスの槍・穂高まで見渡せました。そして目の前には富士山。この日は快晴とはいかず曇り空でしたが、雲の隙間に富士山を見られたのはうれしかったです。

横岳の岩稜を越えて硫黄岳山荘へ|振り返れば赤岳と富士山
赤岳から北を見ると、手前から赤岳天望荘、横岳、硫黄岳、さらにその向こうに天狗岳や蓼科山など、北八ヶ岳まで見通せました。これから歩く道が一望できます。

赤岳天望荘から少し下ると、地蔵尾根の頂点、地蔵の頭に着きます。ここから行者小屋に下ることもできますが、時間にも体力にも余裕があったので、予定どおり周回を続けました。

ここからは再び登り返しです。稜線歩きといっても、横岳はいくつものピークが繰り返し現れる岩稜帯。アップダウンを繰り返しながら進みます。
少し進んで振り返ると、赤岳と富士山がそろって見えました。赤岳越しの富士山がかっこよく、何度も足を止めて見てしまいました。

途中、鉾岳のルンゼ(岩の溝)の上部あたりに展望のよい場所があり、赤岳鉱泉がよく見えました。

岩稜の縦走路を楽しみながら越えていき、横岳の最高点・奥ノ院に着きました。

八ヶ岳の標高1位と2位を越えてきて、ここからはアップダウンを挟みながら、少しずつ下っていきます。

次にたどり着いたのは硫黄岳山荘です。八ヶ岳は人気の山小屋が多いエリアですが、ここも稜線上の小屋とは思えないほど、きれいでおしゃれな小屋でした。

時刻は13時前。少し遅めのランチタイムです。小屋に入り、季節の野菜をたっぷり使った手作りのカレーをいただきました。

硫黄岳の大きな崖から赤岳鉱泉へ|自然の迫力と紅葉の下り
食後は、最後のもうひと頑張りです。尾根筋を登って硫黄岳の山頂に着くと、北側が大きくえぐれた崖が目の前に現れました。

この崖は「爆裂火口」として知られています。ただし、本当に火口なのかは議論があり、山体崩壊でできた地形ではないかという見方もあります。いずれにしても、自然の脅威を感じるには十分な迫力でした。荘厳な風景からは恐ろしさも感じられ、自然との付き合い方を考えさせられます。

山頂から振り返ると、今日歩いてきた道がすべて見通せました。横岳の岩稜の先に、赤岳がひときわ尖って見えます。

硫黄岳からは、赤岳鉱泉まで下るだけです。下り始めるとすぐに樹林帯に戻ります。相変わらずの曇り空でしたが、紅葉を楽しみながら、のんびりと足を進めました。

赤岳鉱泉でテント泊|お風呂とステーキの夜
山行を終え、テントで荷物を整理したら、さっそくお風呂へ。この日はとくに稜線上がかなり冷えたので、温かいお風呂に入るのが楽しみでした。

入浴できるのはグリーンシーズンだけとはいえ、お風呂に入れる山小屋は珍しく、ありがたい存在です。当時のお風呂の様子は、次のとおりでした。
- 檜造りで、数人が一度に入れるくらいの広さ。一度に入れるのは4人まで
- 外で順番を待ちながら、お互いに声をかけ合ってスムーズに交代していく
- シャンプーなどは使えないので洗い場はなく、浴室の中にそのまま脱衣場があるような造り
- お湯の温度は、水を加えて自分たちで調整する
周りはみんな登山者なので、山談義に花が咲くお風呂でした。なお、このお風呂は2025年に30年ぶりの建て替え工事が行われ、2025年8月から新しいお風呂で営業しています。今の様子は当時とは違うはずです。
入浴後、夕食まではまだ時間があったので、売店でもつ煮を注文し、テントに戻って一杯やることにしました。

やがて日が傾き、アーベントロート(夕日で山肌が赤く染まる現象)の時間になりました。少しずつ赤く染まっていく岩峰を前に、みんなテントから出てきて、静かに見つめていました。今日はあの上を歩いたのか。よくあんなところを人が歩けるものだ。そんなことを考えながら眺めていました。

あたりが暗くなってきたら、夕食の時間です。

テント泊といえば自炊が基本ですが、赤岳鉱泉はテント泊でも予約すれば小屋の夕食を食べられます。名物のステーキを目当てに、今回は小屋の夕食にしました。ステーキは陶板焼きで出され、ほかにもサラダや果物など、山小屋ではなかなか出てこないメニューばかりです。

焼き上がったステーキは、疲れた体にがっつりと元気をくれました。

売店でビール(よなよなエール)を買い、ステーキと一緒に流し込むと、1日の疲れが吹き飛ぶようでした。

お風呂に入り、お腹も満たされ、疲れとお酒もあって、テントに戻るとすぐに眠りにつきました。

2日目はのんびり朝ごはんと下山|たまにはゆるいテント泊
翌朝、やることは下山だけ。それがこんなにいいものかと思うほど、最高にのんびりした時間を過ごしました。念のため日の出前に起きてみたものの、案の定の曇り空で、モルゲンロート(朝日で山肌が赤く染まる現象)は拝めませんでした。
いつもは日の出前に出発することがほとんどなので、テントで朝ごはんを作るのは珍しいことです。そこで今回は、ちょっと贅沢に。トーストを焼き、ベーコンを焼き、チーズをのせて、マヨネーズをかけて、豪華なトーストのできあがり。ひんやりとした秋の空気に、温かいスープもしみわたります。

のんびりと山の空気を楽しんだら、テントを撤収して下山開始。北沢を下るだけなので、あっという間です。帰りは諏訪湖SAで昼食をとり、夕食用に峠の釜めしを買って帰りました。

早出・長距離のテント泊が続いたシーズンの最後に、たまにはこんなゆるいテント泊もいいものだと思えた2日間でした。
赤岳鉱泉へのアクセスとテント泊の今|美濃戸の林道・予約・お風呂
赤岳鉱泉でテント泊をするなら、2020年当時とは変わっている点も含めて、次の点を出発前に確かめておきましょう(2026年10月時点で公式サイトを確認)。
- テント泊は今も予約不要:人数制限もありません。受付は9時30分からで、それより早く着いた場合は受付前にテントを張ってかまわない、と案内されています[4]
- 小屋の食事は予約制:テント泊で小屋の夕食・朝食を食べたい場合は事前予約が必要です[1]。予約していても、当日16時までに食事代を支払わないと用意できないことがあるとされています[4]
- 夕食がステーキとは限らない:献立は食材の仕入れや在庫の状況で変わり、特定のメニューを事前に約束することはできない、と公式に案内されています。当日の献立は受付に掲示されます[2]。私のときのように、電話でメニューを確かめられるとは考えないほうがよいでしょう
- お風呂は建て替えられた:30年ぶりの建て替え工事を経て、2025年8月1日から営業を再開しています[3]。入浴できるのはグリーンシーズンだけで、テント泊の人の入浴は1回1,000円で、入浴できるのは5月〜10月です[4]
- テント泊の料金:現在は1人1泊2,000円です[4]
- 行者小屋も営業期間がある:2020年はコロナ禍で営業していませんでしたが、現在は夏季に営業しています。営業期間は公式サイトで確認を
美濃戸口から美濃戸までの林道は、未舗装で凸凹の大きい悪路です。車高の低い車は、美濃戸口に停めて歩くほうが安心です。また、林道は登山者も歩いているので、そのそばを車で進むときは十分に注意してください。
前夜に車で上がって車中泊をするなら、睡眠の質が翌日の脚に影響します。眠れる工夫は登山の前泊・車中泊に、秋のテント場の冷えへの備えはテント泊のシュラフとマットの選び方にまとめています。
まとめ:赤岳鉱泉テント泊は、荷物を軽くして南八ヶ岳を周回できる贅沢なプラン
4コマでおさらいします。

- 赤岳鉱泉にテントを張ってテントや寝具を置けば、赤岳・横岳・硫黄岳を軽い荷物で1日で周回できる
- 文三郎尾根はマムート階段の長い急登、赤岳山頂直下と横岳には鎖場やはしごの岩稜がある。初心者向けではない
- 横岳は小さなピークの連続。地蔵の頭から行者小屋に下りる選択肢もある(地蔵尾根も急な下り)
- 硫黄岳の大きな崖は「爆裂火口」として知られるが、山体崩壊とする見方もある。いずれにしても迫力の景観
- 赤岳鉱泉はテント泊でもお風呂に入れて、予約すれば小屋の夕食を食べられる。ただし今は夕食のメニューは確約されず、食事代は当日16時までに支払う
- 美濃戸までの林道は悪路。車高の低い車は美濃戸口に停める
岩稜歩きの達成感と、山の上でお風呂とごはんを楽しむのんびりした時間。その両方を1泊2日で味わえるのが、赤岳鉱泉のテント泊です。テント泊に慣れてきたら、「軽い荷物で歩き、テント場でゆっくり過ごす」という楽しみ方も、ぜひ試してみてください。
参考文献
- 赤岳鉱泉・行者小屋, 2026. 2026年夏季各種予約開始日と5月30日(土)以降宿泊料金値上げ及び割引適用年齢改正のお知らせ. 赤岳鉱泉・行者小屋 公式ホームページ.
- 赤岳鉱泉・行者小屋, 2023. 赤岳鉱泉の夕食に関するお願い. 赤岳鉱泉・行者小屋 公式ホームページ.
- 赤岳鉱泉・行者小屋, 2025. 8/1(金)から赤岳鉱泉お風呂営業再開のお知らせ. 赤岳鉱泉・行者小屋 公式ホームページ.
- 赤岳鉱泉・行者小屋, 2026. 山小屋のご案内 赤岳鉱泉. 赤岳鉱泉・行者小屋 公式ホームページ.